まずは人に評価される立場にならないと何も始まらない
僕は『ララランド』という映画が好きです。
賛否両論あるそうですが、分かりやすいしおしゃれだし音楽も役者もカッコいいし、ここ最近では『ワイルドスピード アイスブレイク』と、この『ララランド』が僕の中ではツートップです。
で、そのララランドを久しぶりに見返していて思ったことがあったので、今回はそのことについてシェアしたいと思います。
ララランドのストーリーをめっちゃ簡単に言うと、夢を追いかける男女(セブとミア)が互いに惹かれ合い助け合いながら、最後は二人とも夢を叶えるって言う感じ(二人は結ばれはしないのですが…) です。
その夢を叶えていく過程で、二人とも挫折を何度も味わうわけです。
とりわけミアは女優を目指して何度もオーディションを受けては落ちまくるという、なかなか厳しい現実に直面します。
長い時間をかけて準備してきた公演にもお客さんはほとんど集まらず、挙げ句の果てには「才能のかけらもない大根役者だ」なんて陰口を叩かれているのを耳にしてしまったりします。
でもそんな挫折を乗り越えて、ミアはトップ女優へと成長していきます。
そんなミアを見て僕はこう思ったわけです。
まずは評価される側にまわらないと、夢なんて一生叶うことはない
今の世の中って、誰しもがSNSを通して人や作品を評価できる時代です。
「この映画はつまらなかった」
「この芸人はさっさとやめたほうがいい」
「こんな音楽はしょうもない」
「この人はブサイクだ」
そんな評価を親指ひとつでできてしまう時代です。
そういった他人の評価を気にして、自分の思いを発信できなかったり自分がつくった作品を誰にも見せられなかったり。
そんな人がおそらく山ほどいます。
でもその評価を怖がっていたら、おそらく何も成し遂げることはできないんじゃないかと思います。
ミアがオーディションに落とされる恐怖を乗り越えた末に栄光を勝ち取ったように、まずは評価される立場になることが夢を叶えることにつながるんだと思います。
僕のクライアントさんの中には「動画は自分の全てをさらけ出してしまうようで、視聴者からの批判が怖いんです」と尻込みしている方もいました。
おそらく批判はきます。
心無い言葉で傷つけられることも絶対あります。
ですが必ず高く評価してくれる人も現れます。
自分をさらけ出すと言うあなたの勇気に共感してくれる人は、必ず現れるんです。
そういった人が少しずつ増えていくことが、夢を勝ち取ることにつながるんだと思います。
ストリートミュージシャン、ユーチューバー、アスリートなどなど
彼らも自分の作品なり実力を全てさらけ出しています。
下手くそだと言われることもあるでしょう。
しょうもないと罵られることもあるでしょう。
でも他人の評価を受ける側にいる時点で、彼らはカッコいいし素敵だと僕は思います。
逆に言えば、他人の評価ばかりしている人は正直かなりヤバイと思います。
自分に実力がないことを自覚しているにも関わらず、自分のことは棚に上げて他人の批判ばかりしているようでは、一生夢を叶えることはできないと思います。
自分に実力がないと自覚した上で他人に評価されるような活動をしている人と、自分に実力がないことをひた隠しにして他人の評価をしている人との間には、途方もない差があります。
他人に評価される側にまわらないと絶対に実力はついていきませんし、他人の評価をしている間は絶対に実力はつきません。
他人の評価をしている暇があったら、さっさと評価される側にまわるべきです。
評価される側にまわった瞬間が人生のスタートです。
僕も映像を作り始めた頃は素人丸出しのダサい映像しか作れませんでした。
でもそれをYouTubeにアップすると、高く評価してくれる人も出てきました。
もしYouTubeにアップすることなく自分のPCに眠らせていたら、今の仕事はおそらくできていないでしょう。
たまに映像クリエイターと名乗っていながら自分の作品をひとつも表に出していない人がいます。
おそらく自分の実力がバレて仕事が来なくなることを恐れているのだと思いますが、そんなことをしているうちは本当の意味でいい仕事はできないと思います。
他人に評価されながら実力を高めていって、自信を持って「これが俺がつくった作品だ!」と人に見せることができるレベルに持っていって、そこで初めて胸を張って映像クリエイターを名乗ることができます。
他人の評価を避けているうちは何も成し遂げられないんです。
僕の妻も個人でビジネスをしていますが、たまに心無いメッセージが来たりします。
でもそれって本当は喜ぶべきことで、それだけ彼女が自分の思いや考えを表現できているって言うことなんですよね。
更に言えばそれだけ多くの人に彼女の思いが届いているわけで、それが何を示しているかって言うと、彼女には強い発信力があると言うことなんです!
どうでもいい人、何にも響いて来ない人の発信を誰も評価はしません。
誰も知らない人を叩いたところで、何も面白くないからです。
影響力のある人を叩いてこそ「俺はあの〇〇を叩いてやった」と言う満足感が得られるわけです。
つまりは批判をひとくちにネガティブなものだと捉える必要はないと言うことです。
他人に評価される側にまわること
そこからあなたの夢がスタートします。
あなたに対する批判が出始めたら、あなたの夢が大きく加速していくタイミングと思って間違いないでしょう!!